南禅寺の水路閣と三門
地下鉄蹴上駅で下車して、「ねじりまんぼ」と呼ばれる煉瓦のトンネルをくぐり数分歩いて行くと、南禅寺中門前に出ると大型バスが一杯で、人ばかりではなくタクシーもせわしく通って行く。
水路閣はエキゾチックなレンガ造りの疎水橋。琵琶湖から京都の生活用水として現役で活躍している。また、ドラマのロケ地としても使われている。
方丈庭園と南禅院、塔頭天授庵は、時間の都合と混雑でケチッて入らなかった替わりに、もう一つの、歌舞伎の石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」で有名な三門を拝観するために500円払って、靴を脱いで上がる。個人的には、楼上から眺めるのも良いが、下から法堂を背にして、三門と紅く染まった紅葉の景色が好きである。
余裕があれば、庭好きには訪れたい南禅寺名庭
リサーチ不足で行ったので、今回は訪問しなかったが、京都で唯一鎌倉時代に作られた池泉回遊式庭園の南禅院。枯山水庭園と池泉回遊式庭園、2種類の庭園を楽しむことができる塔頭天授庵。 “虎の児渡しの庭” で有名な枯山水庭園の南禅寺方丈庭園も時間に余裕があれば、見ておきたい。他にも“鶴亀の庭”で知られる枯山水庭園の金地院も。
3000本のカエデが迎える京都屈指の紅葉寺、永観堂
永観堂へ向かう、南禅寺すぐ近くに「奥丹南禅寺店」は行列を作っていた。当たり前と言えばそうなのだが、これだけの人がいて食べる所も少ないので。
(右手はちょうど紅葉が綺麗)
南禅寺から歩いて数分で到着。拝観料1,000円(秋の特別料金・普段は600円)を払って靴を脱いで建物内を一方通行で廻って行くシステム。
あまりゆっくり見る間もなく、綺麗だと思った瞬間をサッと撮影して歩き進めるしかない。建物内を出て階段を下りていくと鎮座するやすらぎ観音。
そこから進めば放生池辺りの極楽橋西側から見る多宝塔を包み込む紅葉、放生池に移りこむ紅葉、弁財天付近から見る紅葉など放生池周辺はビューポイントが沢山ある。
一番印象に残った場所は、緑の苔の上にイチョウの落ち葉が黄色い絨毯になって、紅葉と三位一帯となって思わず目を奪われる。入って来た時は壁で見えなかったが、ちょうど総門をくぐってすぐの右側辺りである。