京都の穴場紅葉 西山エリアの善峯寺と光明寺

阪急東向日駅から阪急バスに乗車しようと、1時間に1本出る「善峯寺」行きの時間にタイミングよく到着。平日にもかかわらず、人もそれなりで急遽臨時バスが出て対応。約30分で到着したが、行きも帰りも乗用車とのすれ違いは道が狭く大変。

 

 

参道は、短いが結構急である。拝観料500円を払い山門をくぐって階段を上がると観音堂(本堂)。本堂や仏像・絵画などの宝物などを展示している文殊寺宝観前からの景色は絵になる。

 

 

 

 

 


拝観コースを順番に回って、桜の季節には勇壮と花を咲かす桂昌院のしだれ桜は、花も葉もなく見事ではない。

 

境内は、所々に西山の中腹にあるため、京都市街地を眺められる場所が沢山ある。美しい紅葉・黄葉が、他の観光寺院とは違い快適に見られる。散り紅葉もなかなか綺麗である。東山の清水寺、西山の善峯寺といわれるらしいが納得の紅葉スポットである。

 

今年の紅葉は綺麗なのか、そうでないのかという話が毎年聞かれるが、京都市内ではそうでない派が多かったが、逆に西山地方では綺麗という話が多く聞かれた。

帰りに、善峯寺に昔から伝わる神経痛や腰痛に効くとされるお守りを身につけていた人が、阪神・淡路大震災の時、道路が倒壊しそうになった時に、奇跡的に助かったというお守り(1,000円)を頂く。

 

 

 

帰りは毎時24分発の阪急バスに乗車し、阪急東向日駅に戻って準急に乗車して長岡天神駅で下車。

 

 

 

阪急バスで揺られること15分「光明寺」下車、光明寺前には団体バスの駐車場があり団体客一行連れ、左側からは個人客の人達が次々と行き交う。帰りに聞いたところ本日の個人だけの入場者数は1000人を超えていることだった。

 

 

拝観料500円を払い総門をくぐり表参道「女人坂」は散っていて、ピークは過ぎていた。

 

 

建物御影堂から釈迦堂へ向かい時の信楽庭は、枯山水庭園でコジンマリと通るだけの場所。

 

靴をはきそのまま進むと熱い梅こぶ茶が振る舞われ、見事なまでのお土産が並び切磋琢磨と売り込みに勤しむ。

 



 

光明寺の一番の見どころである、薬医門から総門までのもみじ参道は手頃な幅の道(一方通行)で両側からイロハモミジの木々が大きく枝を伸ばし、見事なグラデーションを奏でていた。

帰りはバスが出発したばかりなので歩いて帰ることにして、30分ほどで長岡天神駅へ。