京都散策 一条寺エリア 詩仙堂と圓光寺

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阪急河原町から市バスに乗って「一乗寺下り松町」下車して、歩いて10分位で詩仙堂へ。

 

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茅葺きの書院には4畳半の部屋「詩仙の間」がある。大きさに対してシーズンほどではないにしても、人が多くて前の席どころか座るもの一苦労。

 

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書院から眺める白砂とサツキ、背景の青モミジは秋には白・緑・赤のコントラストで秋はもっと綺麗かも知れない。例年の見頃と思われる6月初旬らしいが、見頃を過ぎていてサツキが枯れていてイマヒトツ。

 

夜中に頻繁に出没したイノシシや鹿対策として考案されたという、「ししおどし」の響きは静寂ではないので、私には聞こえなかった。

 

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これだけかと思っていたら、草履を履いて歩いていく観光客の姿がありついていくと、回遊式庭園となっていて、書院から分からなかったが奥行きがある。

モミジ、サツキ、アジサイなどの花木や竹林など緑が多くて気持ちがいい。

 

 

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詩仙堂から徒歩2分ほどにある瑞巌山 圓光寺

拝観料を400円払い(現在500円)境内へ。詩仙堂に比べ知名度が低いので人は少ない。

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杉苔と青モミジ竹林、池と緑深く落ち着く。庭園「十牛之庭」は、書院からの眺めもいいがやはり反対側から書院を眺めるのも綺麗で苔の上には地蔵さんが有り、大原三千院の縮小版のような感じがする。

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書院にて東京から来ていた、二人組の40代と思われる女性は、毎年この時期(6月)になると京都に来るらしい。どちらかというと計画を立てずにふらっと来て楽しむらしい。だいだい2年続けて同じ所を行くらしい。東京の人は地方の人達の寄せ集めであることを自認し、各自の育った文化が違うので適度な距離感を持って付き合うらしい(決して冷たい訳ではないそうだ)。

 

決して大きな声で話しをしていた訳ではないが住職に怒られ、偏屈な人だと思った。また、枯山水「奔龍庭(ほんりゅうてい)」当時はなかったと思われる。