名鉄「大森金城学院前」駅から目の前すぐに大きな屋敷が見えるのが大森寺(だいしんじ)。駐車場は山門左側に入口があり数台止められる。
尾張2代目藩主・徳川光友が、生母・歓喜院(かんぎいん)「乾の方」の菩提寺としてに創建される。山門をくぐると、背の低いモミジのアプローチがあるものの散り紅葉としても見ごろを過ぎていた。
左手の中門の扁額の文字は光友公筆のもの。
明治8年の火災で創建以来の建物は焼失し、残っている建物は明治以降のもので本堂は2014年に再建されたもので新しい。
残念ながら留守のようで中を見ることができない。阿弥陀如来像は、恵心僧都(えしんそうず)の作と伝えられる。
庫裡(くり)横は、寺務所兼おみくじ場となっていて受付があるわけではなく、インターホンが設置されている。
御朱印などは、在宅されていれば書置きで対応可能。
境内には、モミジがいくつかあり盛りの頃はそれなりにだろうが、散り紅葉ならぬ枯れ葉となっている。名古屋市の他の紅葉スポットと比較して見ごろが遅いとの情報であったが、他と変わらなかった。
本堂裏手から奥へ回るといくつも墓がありおそらくこちらが「乾の方」のお墓。さらに進むと檀家さんの墓地になる。
残念ながら藩主庭園は非公開。
大森・金城学院駅前すぐにあるカフェスマイリードッグスは、昭和レトロな雰囲気で地元の方はもちろん場所柄金城学院女学生の御用達のお店となっている。
せっかくなので、同じく徒歩数分の八剱神社(やつるぎじんじゃ)へ行くと、参道は階段が続くので萎える。
一の鳥居をくぐると右手に社務所・参集殿があるものの閉まっている。御朱印の授与日時はホームページにてと案内があり、年末年始と毎月1日と中旬の二日間だけとなっている。そのためか、ホームページの案内はしっかりとしている。
三の鳥居をくぐると社殿があり潘塀前にも鳥居があるのは珍しいと思われる。
車は西側(西参道)から。
【大森寺】
TEL:052-798-0289
営業時間:9時~17時(外出あり)