名古屋市千種区 爲三郎記念館(数寄屋カフェ)

地下鉄「池下駅」2番出口を出て広小路通を左(覚王山方面)へ、緩やかな坂を上って最初の信号を左折(角に千種警察署)。

右側に駐車場が3台ほど完備。もう一つ古川美術館裏に5台ほどある。古川美術館を見て回りたければ1番出入口からが便利。

 

千種警察署の隣に木々が生い茂った林があり、数寄屋造りで国の重要文化財である爲三郎記念館(ためさぶろうきねんかん)。

入口をくぐると、高級料亭のような雰囲気で元は料理旅館。爲三郎記念館付近には、よし川系列のお店が建っている。

 

古川美術館は見に行かないので共通券ではなく、爲三郎記念館のみ600円(呈茶付き・現在800円)を払う。建物内は、展覧会の陶磁器や古川為三郎氏が生前収集したコレクションが飾られて、日本庭園が視界に広がる。

 

おおかたお庭は窓際席から眺められる。お庭は眺められないが豪華な洋室もあった。オーダーは、季節の上生菓子と抹茶のセットが売り切れであったので、オリジナル銘菓「石畳」と抹茶のセットを注文。

 

 

隣には、同世代の男性と母親がいらして京都の話を関西弁なまりでしゃべっていたので声をかけると鈴鹿市から来たようだ。

鈴鹿からだと京都と名古屋は同じような遠さのようで、よく京都に行くそうである。名古屋へはイベントで遊びにくることが多いようで今日も、「やきものワールド」からこちらに寄って、夜は徳川園のライトアップを見に行くようである。

 

 

庭園拝観では京都には穴場はほとんどないが、名古屋はあまり知られていないが庭園拝観できるところが多く、今日のような祭日でも快適に拝観ができると意見が一致して話が盛り上がった。名古屋は全国的に見れば知名度はないが、それぞれマニアに支持されている観光場所があるのに宣伝下手であるとあらゆるところで聞くことが多い。

こちらは色づく木々が少ないので、決して紅葉名所ではないので季節は問わない。

贅沢な時間を堪能して、外からも拝観ができる。

こちらから、地下鉄「覚王山駅」へは徒歩5分ほどで、日泰寺や横の名園・揚輝荘へも15分ほど。

 

【爲三郎記念館】

住所:名古屋市千種区池下町2-50

TEL:052-763-1991

営業時間:10時~17時(入館は16時半まで)

定休日:月曜日(祭日の場合翌日休館)・展示替え期間・年末年始

入館料:共通券(古川美術館・爲三郎記念館)1,000円 爲三郎記念館のみ800円

アクセス:地下鉄東山線「池下駅」下車。1・2番出口より徒歩数分