京都新緑 二ノ瀬白龍園(はくりゅうえん)春の特別拝観へ

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新緑の4月下旬、京都市内に本社を置く子供服メーカーの青野株式会社が所有する庭園白龍園へ行くことに。

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10時前に叡山電鉄出町柳に到着。当日販売しかしない、1日限定100名の叡山電鉄とセットの観覧券(2,000円)を買い求めて20番目くらいゲットできる。桜の時期でも2015年に限っては売り切れになることはなかったようだ。しかし、秋の特別公開では9時には売り切れになるようだ。2012年秋からの公開なので、年々認知されているのか公開当初に比べれば、2021年現在随分と公開日数も増えたようだ。

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観覧券の単品が1,300円で二ノ瀬まで片道380円なので、自動的にセットで買った方がお得というわけである。鞍馬行きに乗車して、座れないほどすでに発車待ちの車内は一杯である。ほとんどが観光客で行き先は鞍馬である。市原の次は二ノ瀬であるが、そこから青モミジが続き、これがいわゆる秋になると紅葉のトンネルになる区間である。今は、減速はしないのであっという間に過ぎてしまったが、敏感に反応したお客さんがいてたまたま気付くことができた。

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二ノ瀬に数人が下車して徒歩5分くらいで“特別公開”と看板が掲げられた場所、白龍園に到着。階段を上がっていくと庭園が広がる。秋の方が人気のようだが、確かに桜の本数は少なくモミジが多い。園内の庭師と思われる人と話すと、ツツジも桜と共に終わってしまったものがあるが、これから咲くのもあるようだ。

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桜の今年のピークは4月3日であったようで京都市街とほとんど変わらないようだ。また、苔の見頃はやはり一般的には梅雨時らしいが、空梅雨の場合はどうしても干上がるようなので、基本的には雨が降った後がいいようだ。空梅雨だからと言って苔に水をまくことはしないようである。

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紅葉に関して、チケットが取りにくいことを聞くと、京阪バスを利用した場合、団体24名まで一般公開の14時過ぎから行なっているようだ。

 

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園内を散策すると苔が見事に綺麗で、適度な広さで人も少なく快適。ただ、山の中にある別荘地のようなもので、京都感は少ない。