名古屋市昭和区 川原神社
地下鉄「川名駅」1番出入口を左へ最初の信号を左折して、川名街道を5分強歩いて川原神社(かわはらじんじゃ)へ。神社前には市バス「弁天前」停留所があり、栄18系統が走る。
駐車場は境内東側から入ることができる。
正面鳥居横には弁天池があり、亀が生息しているらしいが季節がらなのか濁っていて亀は全く見えない。社務所で亀の餌を買うことができる。
地元では“川名の弁天さん”と親しまれるが、弁天池には弁天社を祀り芸能特に音楽の神様でそれを目当てに訪れる方もいる。
名古屋市保存樹に指定された立派な御神木のクスノキ・カラカシが何本かあり、一番の御神木は参拝者が見ることができなくて、本殿裏の雑木林にあるそうだ。
御祭神は土の神様・埴山姫神(はにやまひめのかみ)、水の神様・罔象女神(みつはのめのかみ)、太陽の神様・日神(ひのかみ)三柱で、生活に欠かせない神様。
観光者はほとんどいなくて、オーソドックスな神社で地元の人に指示されている印象で、結婚式の利用でも人気が高い。
何より、この神社の特徴は女性の神職しかいないのが特徴。社務所で受付をしていた人が関西出身の女性で、『関西地方には潘塀はなくてあれは何やろうと思った』と言っていた。
拝殿内には、御祈祷など何か用事がないと立入禁止であるが、狩野派の天井画があり、運がいいと見せてもらえるかもしれない。
書物がほとんど残っていないので詳しい由緒などは正確には分からないそうだが、西暦927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんめいちょう)に記載されている。
【川原神社】
TEL:052-751-7061
営業時間:9時~16時
アクセス:地下鉄鶴舞線「川名駅」下車。1番出入口より徒歩7、8分