地下鉄「浅間町駅」1番出入口を出て、セブンイレブン名古屋浅間町店(22号線)のところを左折していくと左手に冨士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)がある。
駐車場はないが東隣にコインパーキングがある。
掃除をしていた宮司さんに挨拶をして話を聞く。
宮司・三谷氏は41代目で、こちらで400年ほどの歴史がある。慶長15年(1610年)6月に名古屋築城の際にこちらに移転してきたが、当初は冨士塚町(現・東区)にあった。
三谷家の代々は元々福岡県の宗像神社の御祭神を祀っていたのだが、21代目・三谷源太夫氏が富士山本宮浅間神社の祭神・木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめのみこと)の分霊勧請したのがはじまり。
屋根は神明造であるが、本来大きな浅間神社ならありえないらしく、小さなところ(個人)はそこの宮司の考え方によって変わることもある。
名古屋城へ行く場合、そこの大通り(22号線)を歩いていくのは遠回りで、こちら冨士浅間神社の前を真っすぐ東方向へ歩けば、名古屋城正門前に到着できるようで、実際歩てみることに。
東へ5分強、突き当たりを右へ曲がってすぐを左折して、朝日橋には「なごや堀川クルーズ」乗船場がある。
朝日橋から坂を100mほど上がっていくと名古屋城正門前に。意外と近い。名古屋城へは、地下鉄「市役所(変更前)→名古屋城」駅を利用するのが一般的であるが、冨士浅間神社を観光ルートに加えるのも一考。
【冨士浅間神社】
住所:愛知県名古屋市西区浅間1-3-2
TEL:052-531-7110
営業時間:9時から16時
アクセス:地下鉄「浅間町駅」下車。1番出入口より徒歩数分
駐車場:無