久しぶりに「グリル清起」のハンバーグが食べたかった。
いつものようにハンバーグステーキとライスを頼み、漬物と別皿のステーキソース(からし付き)が最初に出されてしばし待つ。
オーブンで焼く前にパン粉をつけて投入して、火が大方入ると鉄板に移して蒸し焼きにして出来上がる。
厨房にはいつも二人いるのだが、眼鏡をかけたクールな職人はいなかったが辞めたのだろうか?(今思えば閉店が決まっていたのかも)
中年の同世代のカップルが入ってきたが同じくハンバーグを注文していた。店の雰囲気が初めて訪れた2000年代前半からとんねるずのキタナシュランのようなお店であったが、2011年頃に本当に紹介されるほど入りづらいと思われ、若い女性客はほとんど見たことはない。来ても今日のような大人女性が男性に連れられてくるイメージしかない。
ハンバーグの上に目玉焼きがトッピングされて、少な目のデミグラスソースがかかっていてほとんど味付けしていない野菜炒めと焼きそばがついている。
別皿のソースは、焼きそばや野菜炒めなどに合うように醤油ベースで和風出汁やみりん、チャップなどで作っているそうだ。
このソースと柔らかいハンバーグが癖になり、ご飯がすすみ20代の頃はよくお替りしたものだ。
残念ながら2018年5月に閉店。