お持ち帰り(テイクアウト)できない、茶寮宝泉のわらび餅を食べに行く

 

 

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京都で随一といわれるほど評判のわらび餅が食べられる小豆の名店「茶寮宝泉」さん。市バス「北大路ターミナル」から204系統、206系統、北8系統のうち、204系統に乗り「下鴨東本町」下車。南側に場所があるのは分かるが、住宅街と分かりづらいので、住民に聞いてたどりつく。

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駐車場には、滋賀・尾張小牧ナンバーなど県外からも訪れるほどの人気店。葵祭にちなんだ名菓「賀茂葵」などで知られる宝泉堂の茶寮で、風格ある日本家屋の店構えと日本庭園。初めてでしかも一人で入るには、少しばかり勇気がいる。

 

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案内係についていき、畳張りで座卓テーブルが並び、運よくベストポジションを獲得。本日の上生菓子のサンプルを見せられて勧められたが、目的の “わらび餅”を注文する。15分程かかると前置きされたが、むろん構わない。始めに抹茶が出されしばし待つ。お庭は歩いて廻ることも出来るらしいが、今回はひかえる。

 

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沖縄・波照間産の黒糖で作った黒蜜が付いているが、『わらび餅自体に甘みがあるので是非何もつけないで一つは頂いて欲しい』とのことで、一つ頂く。食感はツルンとして甘みも感じられ旨い。和洋菓子にあかるくないない私でも、美味しいと感じた上品な味である。

 

仲居さんに話を伺い、「お一人様は居ないでしょう?」とちょっと意地悪な質問にも無難に答えていただき、『客層は本当にバラバラで夫婦やカップル、女子グループ、男子グループ、お一人様』と、まんべんなく来ていただいているみたいである。

雰囲気を堪能して、写真撮影にも応えていただき、働いている人達の品格もよいと感じたお店である。

 

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繁忙期や土日は、昼間に行くのがお勧めなのは人気店の攻略の常識である。