京都の紅葉 京都好きから評価される大原三千院

 

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大原方面へは京都駅から京都バス大原行き(580円)が出ており、便利であるし確実に席に座って行きたい。1時間ほどで大原の京都バス駐車場に到着。


 

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バスを降りて人の流れについて、三千院の緩やかな坂の参道を上っていくと、土産屋(漬物屋)が多い。

 

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まずは奥にある宝泉院へ。

 

「額縁庭園」が有名な宝泉院

 

 

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拝観料800円を払って、お抹茶と若狭屋末則の銘菓「ひととき」が付いて、畳に座って頂きながらお庭を見る時間はぜいたく。

 

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残念ながら血天井は見なかったが、樹齢700年の五葉松はどっしりと存在感がある。珍しい二連式の水琴窟に耳を澄ますと、かすかに音が聞こえて、その行為に癒される。

 

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「秋の夜灯り」と銘打ったライトアップは、報道番組ニュースステーションで以前放送されていたような気がする。

 

「春の夜灯り」が毎年4月下旬から5月中旬までやっているので、新緑の頃に行ってもいいと思う。

 

 

天台宗 三千院門跡

 

 

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本日のメインとなる三千院門跡。

靴を脱いで袋に入れて建物に入ると、京都市の名勝に指定されているお庭、池泉鑑賞式庭園聚碧園がある。茶席(別料金)が用意されてベストポジションと思われる客殿から聚碧園を眺める多くの観光客をさける。

 

修学旅行生も居てゆっくり座って眺められないし、混雑のなか、ゆっくりしたくないので先に進む。

 

 

 

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建物内から庭を眺めながら、本堂の宸殿へ移動して、思わず「おっ」と感動するほどの苔と紅葉が眺められる有清園。

 

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靴に履き替えて散策。広い敷地に綺麗に手入れされた苔庭に杉木立、紅葉のグラデーションが見事である。

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一角にはわらべ地蔵があり、ほっこりと観光客を迎えている。小高い丘の上にある観音堂なども紅葉のグラデーションが綺麗である。

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他の観光寺院とは違い、広いので混雑はましで、紅葉も色づいたものからまだまだなのと比較的長く楽しめる。

 

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紅葉シーズンでなくても、一度は訪れたい場所。

 

 

 

昔、寂光院に行く途中に「大原の父」と呼ばれた占い師がいた

 

 

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バス停から大原とは逆へ歩いてくと、寂光院方面へ行けるが、今回は見送る。

 

昔、途中の小さな小屋で営業していた「大原の父」と呼ばれた占い師がいて昔むかし、占ってもらったことがある。面白いおっちゃんで、

『未来は分からんから、いいんだよ』

『賢い人は分かりましたと言って帰っていく』と、

 

遠回しにこんなところで時間とお金を、使っていたら駄目だよと教えてくれていたと思う。当時はあまりピーンと来なかったが年を重ねていくと真意が理解できるようになった。