吉田山緑地の山頂にある隠れ家カフェ、茂庵へ
吉田山の山頂にある隠れ家的カフェで、雑誌などで有名な「茂庵」さんへ。
市バス「銀閣寺道」を下車して、吉田山山頂を目指す。ルートは4つあるらしいが、神楽岡通りからのアプローチが一番簡単で、風情があるようだ。
駐車場に止まっている車があり、よく見ると茂庵さんの駐車場である。その横に登り口があり、石段を登って行き後ろを眺めれば大文字山を眺めることができる。
そのまま案内板に従って歩いていくと、山道に入る入口があり、整備された遊歩道を歩いて行くと、歴史ある二階建ての木造建物が見えて到着。
暖簾をくぐって、靴を脱ぎ階段を上がっていく。差し込む光で照明は不要なほど、明るい店内には、満席にちかいほど繁盛している。
月替わりの限定ランチを頼もうとしたが、14時前であったため売り切れ。そこで定番メニューの「ピタパンサンド」(1,260円)を注文。
ピタパンサンドは4種類の具材から2種類を選ぶシステム。選んだ具材は「なす・ズッキーニとベーコン」「カレーとトマトのうま煮」の2種類を選んだがはっきりとした名前は正確には覚えていない。味はまずまずだがカフェらしく量は物足りない。他にクリームスープとマメのマリネがつく。
座った席は西側で京都市街が多少望めて、下賀茂神社糺の森や京都御苑、船岡山緑地、左大文字などが確認することができる。景色は夕景がお薦めのようだ。反対の東側からは大文字山が望めるらしい。
私の隣に座ったお一人様芸術系女子は、入店して着席早々虫がいて少々おかんむりということがあったが、森の中にあるのでたまにはある。トイレは離れにあるが結構綺麗である。
帰りは、吉田神社方面へ下っていくと、京都大学のカップルと挨拶を交わし、思わず「仲良くな!」と言ってしまうほど好感が持てるほど礼儀正しかった。
境内では劇団VOGA(ヴォガ)の公演準備をされていて、その美術スタッフの女の子と話をする。
吉田神社前の京都大学でアカデミックな雰囲気を感じて、市バスに乗って出町柳へ。
鴨川デルタの飛び石
下賀茂神社から南へ約1kmにある鴨川公園、夏場の夜には涼を求めて多くの人が座っているこの公園にある、デルタの飛び石。石は亀や鳥の形をしていて面白い。今日は多少増水していたので、飛び石自体は大丈夫であったが、小石を渡るのは無理で避けて迂回する状態であった。
そんななか、黒ハットに黒コートをまとった“女囚さそり”ばりの梶芽衣子似の謎の個性的な女性に遭遇して、一番印象に残った。