京都の紅葉 嵐山エリアの大悲閣千光寺
(法輪寺参道)
数年前の10月末に大阪から阪急電鉄で、待望の嵐山へ。
渡月橋へ向かう人の流れとは逆に歩いて法輪寺へ。階段を登って行くとまだ、モミジは青葉である。境内から街を眺めても、残念ながら渡月橋しか分からない。
京都オルゴール堂を見て、渡月橋を渡らずに保津川(大堰川)沿い上流へと歩く。星野やの屋形船、嵐山通船のボート乗り場があり、ボートを漕いでいる人達を横目に歩き進めると対岸まで運ぶ渡し船乗り場があり、お兄さんに『どうですか?』と声をかけられる。
「後で乗ります」と言い、さらに歩きすすめると
大悲閣千光寺
『入山料300円頂戴します』と書いてあるところに賽銭箱みたいなのがあったが、お金を入れずに上っていくとのこぎりで木を切っている人など二人の坊さんがいた。ベンチに座って休憩していると、声をかけられ『お金頂戴しましたかね?』
すぐさまもう一人の方が「貰ったよ」
と払わずに済んだが、先に来ているカップルの男性と勘違いしていて、それに気づいたもののまた言うのが失礼かと思ったのか。
正直に言わない、私を大目に見てくれることになる。
双眼鏡を貸してくれて、あとあとで分かったが、嵐山公園(亀山地区展望所)が見える。あくまで双眼鏡を使って見えるだけで、肉眼ではあまり見えない。
入山料払っていないのもあるが、癖が強そうな坊さんと感じたのもあり、サッサとおいとまさせてもらう。
渡し船のお兄さん
渡し船の所まで下りて、400円払い乗せてもらう。
この保津川(桂川)沿いを自転車でつたっていくと、大阪まで行けるそうで8時間位かかるらしい(後でサイクリングしていた人に聞いたら、確かに行けるらしく、慣れている人は5時間もかからない位でいけるらしい)。
京都嵐山観光のポイントは、土日祝に来ないことと電車で来ること。
今年は寒いから12月まで紅葉が残らないと予想していたが、見事的中した。嵐山は日が暮れるのが早く15時過ぎたら凄く寒くなるなど、色々と有益な情報を教えてくれる。
1年後お兄さんを見かけたが、団体客のおばちゃん達に『いい人みつけるんだよー』と声をかけられて、人柄を表していた。